コラム

<嫌いな食べ物と脳の関係>少し変わった視点から心理学を考える Part7-2

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  • 2019/06/18

心理学の研究は一風変わった側面から物事を捉え、面白い結論を導き出しているものがあります。
 
心理学に関する研究は、私たち人間の“滑稽さ”や“上手く行かない歯がゆさ”についても、様々な角度から教えてくれます。

<嫌いな食べ物と脳の関係>
 
ジャン=ピエール・ロワイエ、デビッド・ムニエらは、チーズが嫌いだという人に対して、チーズの匂いを嗅いでもらったり、チーズの写真を見せたりするという実験を実施しました。

嫌いな食べ物に対して、私たちは心理的に反応してしまい、それは匂いや、実物ですらない写真に対しても発生してしまいます。

ロワイエらは、この反応をより科学的に検討するために、最新のfMRIを使って実験しました。

fMRIは脳の活性化している部位を調べることができるため、嫌いなチーズの匂いを嗅いだり、写真を見た際に、脳の活動にどのような変化が起きるのかを確認することができます。

その結果、チーズが嫌いな人は、チーズの匂いや写真に対して、脳の特定部位が反応することが判明しました。