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対面カウンセリングとオンライン・カウンセリング 対面と非対面の比較 Part2-1

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  • 2020/10/27

新型コロナウィルスの影響もあり、現在、オンラインでのカウンセリングが急速に増えつつあります。パソコンやスマホで手軽に悩みを相談できるのは非常に便利なことであり、メンタルへルスの維持・向上にも貢献すると考えられます。

今回は、対面と非対面の違いについて、対面での相談先の特徴、非対面のメリット・デメリットについて解説したいと思います。前回の続きとして、今回はカウンセリング・ルームおよびオンライン・カウンセリングのメリット・デメリットについて解説します。
 
カウンセリング・ルーム(非医療機関):
 
カウンセリング・ルームは、相談室や心理臨床オフィスなど様々な名称がありますが、全てに共通するのは医療機関ではないという点です。従って、病気の診断や薬の処方はできません。逆に、それ以外の「じっくりと話を聞く」ということに特化しているのが、カウンセリング・ルームなどであるということになります。

また、カウンセリング・ルームは、医療機関を受診するよりも敷居が低いイメージがあり、恋愛相談や人生相談などの“悩み相談”に適しているといえます。

カウンセリング・ルームのデメリットとしては、料金設定にルールがないことです。医療機関であれば、保険が適用されることもあり、全国どこの病院でも受診料に大きな差はありません。しかし、カウンセリング・ルームでの相談料は、各事業所が独自に決定しているため、1回の相談料に大きな差があります。

また、担当するカウンセラーの有する知識も技術も非常に大きな差があるという問題があります。精神科医や心療内科医の場合、大学の医学部を卒業して医師免許を取得しているという点で、習得している知識・技術に大きな差はありません。

しかし、カウンセラーの場合、大学の学部と大学院の修士課程の合計6年間の勉強と資格試験合格が基本となる国家資格の公認心理師のようなしっかりとした資格もあれば、通信講座で試験もなく、数か月程度で取得できてしまうものもあります。

ただ、一般の人からすると、資格名を聞いてもピンと来ないので、どのカウンセラーも「カウンセリングの知識・技術に差はない」と誤解してしまうことが多いです。

同様に、オンライン・カウンセリングの知識・技術のレベルも千差万別であり、自分の悩みに的確に答えてくれる「専門家選び」に苦労するというデメリットがあります。

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