コラム

こんな時だからこその心理学・メンタルへルス Part4

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  • 2020/05/12

現在、世界的に新型コロナウィルスによる感染症対策のため、緊急事態宣言と外出を含む様々な活動の自粛要請が発令されています。このような状況下において、まずはウィルス感染の防止や医療崩壊の防止が最重要課題ですが、同様にメンタルへルス対策も非常に重要な要素となっています。

今回は、このような状況下において重要となる心理学・メンタルへルスについてPart3に引き続き解説していきたいと思います。


ストレスと意思決定の関係


新型コロナウィルスの影響で生活全般に大きな変化が起きている方は多いかと思います。変化は良いものも、悪いものも、全て変化への適応が必要となり、ストレスとなってしまうのです。


そして、最新の心理学研究の結果、慢性的ではなく、短期的なストレッサーであっても、その影響からリスキーな選択をしてしまう傾向が強くなることが判明しています。


そのため、自粛が続く状態、リモートワーク中心の仕事、家庭での生活の変化などのストレスによって冷静な判断ができなくなり、いわゆる“3密”のような場所に行っても「大丈夫だろう」というようなリスキーな判断をしてしまい、実際に行動に移してしまう可能性があるのです。


ストレス解消において重要な睡眠


新型コロナウィルスに関する問題は、いつ収束するか分からないという不安があり、それがストレスとなっている方も多いかと思います。しかし、ストレスを解消しようにも、様々な面で行動の自粛が多く、普段していたことができないという人も多いと思われます。


そこで、重要となるのが睡眠です。どれだけ自粛が必要であっても、睡眠に関しては影響をうけることが少ないです。ただし、学校の休校やリモートワークなどの影響で、ライフスタイルが変化しやすい現在、睡眠習慣も乱れが生じている可能性があります。


いずれ、自粛要請が解除された場合、「コロナ・シフト」のライフスタイルのままでは、本来の生活に戻ることが難しくなってしまいます。


こんな状況だからこそ、睡眠習慣は普段と変わらない状態を維持し、昼夜逆転にならないようにすることが重要です。朝起きる時間も普段、学校や会社に行くのと同じ状態にし続けることが大切です。そして、7時間以上の睡眠時間を維持することで、自律神経機能や免疫力なども活性化することができ、ヘルスケア・メンタルケアも維持・向上できます。


まずは、自分ができることに注力することが、他者の健康にも良い影響を及ぼします。心身は相関関係にあるので、身体の健康を守るために、心の部分では科学的・論理的・数学的な感覚を大切にしていきましょう。